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鉄筋最前線! 配筋検査編 

お疲れ様です^^

最近鉄筋系の検索で見られる方が多いので

久々に鉄筋語りだしますよ~

お題は配筋検査のウラテク?これだめ?w

まずもって信頼関係を築くに越したことないのは

言うまでもないのですが、数々の現場で様々な

タイプの監理の検査を受けてきた実経験から

知る人ぞ知るポイントを伝授したいと思います。

 鉄筋屋にとってはあまり知らない世界なのですが

設計の方には「意匠」さんと「構造」さんが居ます。

監督さんに聞いてみれば大体わかるので、

来る方がどちらなのか聞いてみて下さい。

同じ建築士の方でも、このお二方(便宜上そう呼びます)

見る「ポイント」が全くと言って良いほど異なるんですよ。

しまいには反対の事いいだすしブツブツ… 置いときますw

まず「意匠」さんですが、メインは被り、収まり、空き、見た目!

細かいことはちゃんとゼネコンが管理してて写真が残ってれば

見ません。その代り被りには細心の注意を払って下さい。

例えば補強等は、空きをしっかりとり被りが取れてれば本数より

「スッキリ」を重視する傾向がかなり強くあります。

では「構造」さんですが、被りは当たり前に取るのですが、

メインは本数、構造図どおりか、見た目より配筋量、定着。

例としてスリーブ補強を挙げますと、ごっちゃになろうが本数!

梁際片よりしてる開口の梁側の斜筋とか、CSのハッチ先端斜筋とか

要る要らないではなく「絵の通り」を望まれます。

すべて完璧が望ましいのは解りますが、

求められる工期、人員、予算などを考えますと

我々は何が良くて何が悪いのか学んで行かないといけません。

気になる事はどんどん聞いて、ここはどうしてこうが良いのか

ただ「うるせーなぁ」ではなくて、信頼される努力が必要です。

自分が人に何か任せるとして、この人「解ってるなぁ」って人と

こいつは「ダメだ」と思う人に対する「アレしろコレしろ」の範囲って

凄く違うと思いませんか? 

どこを見てるのか、勉強させて貰う気持ちで検査を受けてみて下さい。

ちなみに私は検査の日が大好きですw

すべての柔軟で幸薄い鉄筋屋に捧ぐ… 天光
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