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手抜き除染 

今日、朝日新聞に手抜き除染への糾弾の記事が載りましたね

遅かれ早かれといったところでしょうか。自然相手に万全は無いと言えましょう。

色々な角度から調査されており、ほぼ間違いのない内容かと存じます、が、

批判だけでは伝わりません ならどうする?が無かったかな

多分にして「言えない」のでしょうが、私の個人的見解では完全除去は

不可能と考えます。手抜きの問題だけではなく、例えば自然の野山や川沿いにある

土手等の平坦で無い部分の除染作業では記事のような事が永遠と起こりますし、

人間の目と手作業の限界もあります。水はどこにでも流れ、染み、止められない。

作業道具、水、除去した草木、処理した人の体、服。結局のところ時間しか最終解決

策はありません。いっそのこと政府は正直にそのことを伝えた方が後々の処理がしやすいと

思うのですがいかがでしょう。それは、早急に戻りたい人の希望を絶つ残酷な事かもしれませんが

逆に言えば、新たな出発への踏ん切りにもなると思うのです。嘘で塗り固め、

いつまでも希望的観測だけを伝え、結局出来ないよりは良いと考えるのは私だけでしょうか?

実際私は、給付金を受け取り、他の地域で暮らすことを選んだ知り合いが居ます。

優先すべきはそのような人への配慮と支援ではないでしょうか、それが先に繋がりはしませんか

無駄に費やされる除染資金が「あるとするならば」実現可能だと思います。

政府も、議員も、コメンテーター、専門家、新聞記者 皆口を揃えてその事から逃げている

批判もあるのでしょうが、そのなかで今日とくだねの小倉さんの一言は一石を投じたと思います

天光
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